江戸後期薩摩平佐焼三つ巴獅子置物

2025.10.4

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この圧倒的な存在感。三体の獅子が渦を巻くように絡み合った造形は、まるで力と守護のエネルギーがひとつに結ばれたかのよう。平佐焼特有の豊かな釉薬表現が生きており、紫や水色、黄の発色が絶妙なバランスで溶け合っています。まさに、彩りと躍動の見事な融合です。

薩摩平佐焼は、温泉地・出水の平佐村で江戸後期に栄えた焼物で、薩摩焼の中でも特に自由闊達な造形と鮮やかな色絵で知られます。この三つ巴獅子も、その精神を存分に表した逸品。曲線で構成された渦巻き文や、毛並みを思わせる線彫りの見事さは、職人の緻密な手仕事の証といえます。

三体それぞれの表情も実に個性的です。一体は威厳に満ち、もう一体は戯れ、さらにもう一体は守護を誓うような穏やかな顔つき。三つ巴の構図は古来より「調和」「循環」「永遠」を象徴し、魔除けや家運隆盛の願いを込めた意匠として珍重されてきました。

この置物は、ただの装飾ではなく、空間に力を宿す存在。和室や床の間はもちろん、洋間のインテリアとしても圧倒的な存在感を放ちます。時代の風格と遊び心が同居した、まさに“薩摩の粋”を体現する一点です。

骨董好きの私から申し上げても、これは重厚でありながらどこか愛嬌のある名品。ぜひ間近でその釉の艶、造形のリズム、そして三獅子の物語を感じていただきたいと思います。

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2026.1.17

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2026.1.17

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2025.11.27

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2025.11.24

この度、古美術万集の店主が、CTBメディアの「ひるまえとんぼテレビ, あの町この町ころころミッション」の取材を受けました。番組では、当店に並ぶ品々の魅力と、古美術に対する店主の情熱が紹介されました。 番組では、店主の古美 […]

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