大正期眠り猫置物

2025.10.4

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この作品を前にすると、思わずこちらも穏やかな気持ちになりますね。ふっくらとした体を丸め、静かに眠る猫の姿。大正期特有の柔らかな造形と素朴な彩色が相まって、まるで時が止まったかのような安らぎが漂っています。

白磁のようなマットな質感に、首元の紅色の布飾りがアクセントとして映えています。この控えめで上品な色使いが、大正時代の美意識をよく表しています。華美になりすぎず、それでいて十分な存在感。職人の優れた感性と観察眼が感じられる逸品です。

猫の寝姿は、古来より「平安」「福を招く安息の姿」とされ、縁起の良いモチーフとして親しまれてきました。特にこの時代のものは、実用品というより“癒やし”や“守り”の象徴として作られた芸術的な置物が多く、この眠り猫もその系譜にあります。

大正ロマンの香りを残すこの作品は、見る人の心をふっと和ませ、現代の空間にも自然に溶け込みます。寝室や玄関、書斎などにそっと置けば、空間がまるでやさしい静寂に包まれるようです。

骨董好きの私から言わせていただくと、この眠り猫は時代の優しさと祈りを宿した“癒やしのかたち”。静けさの中に温かさを感じる名品です。じっくりとその穏やかな寝顔を眺めながら、大正の息づかいを感じてみてください。

江戸後期 古伊万里冨貴長春赤絵大鉢ペア

2026.1.18

この二客が放つ“格”の高さに注目です。冨貴長春とは「富み栄え、長く春のごとく繁栄する」という吉祥語で、その名の通り、松竹梅や牡丹、宝尽くしなど、福徳長寿を象徴するモチーフがびっしりと描き込まれています。色絵の赤・緑・群青 […]
江戸後期 古伊万里龍鳳凰文小皿11客

2026.1.17

このセットの最大の見どころは、龍と鳳凰のダイナミックな文様です。中央の円相に鎮座する龍は力強くうねり、鳳凰は優雅に羽ばたく姿が描かれ、周囲を花鳥や雲文が彩ります。赤絵と染付のコントラストが鮮やかで、吉祥の象徴である龍鳳凰 […]
江戸後期 古伊万里赤絵小皿 十客

2026.1.17

このセットの醍醐味は、何と言っても十客揃いの統一感にあります。江戸後期の古伊万里は、色合いや文様が個々に微妙に異なるのが魅力ですが、ここでは全体として調和が取れ、まるで一つの絵巻物のように美しく並びます。赤絵の鮮やかな発 […]
江戸後期 古伊万里赤絵向付け七客

2026.1.17

なんとも晴れやかな赤絵の色合いですね。たっぷりと盛られた鉄赤に、金彩や染付を交えた絵付けは、まさに江戸後期・古伊万里の真骨頂。器肌いっぱいに文様が展開していて、食卓に並べた瞬間、その場の空気をふわっと華やかにしてくれます […]
ミューラー兄弟(Muller Freres Luneville)のランプ

2025.11.27

今回は「Muller Frères Luneville(ミューラー兄弟・リュネヴィル)」のアール・デコランプの魅力を、たっぷりとご紹介いたします。 まず目に飛び込んでくるのは、ミューラー兄弟ならではのガラスシェードの美し […]
「ひるまえとんぼテレビ」出演

2025.11.24

この度、古美術万集の店主が、CTBメディアの「ひるまえとんぼテレビ, あの町この町ころころミッション」の取材を受けました。番組では、当店に並ぶ品々の魅力と、古美術に対する店主の情熱が紹介されました。 番組では、店主の古美 […]
李朝後期鉄絵草花文大壷

2025.10.5

この大壷は、朝鮮王朝(李朝)後期に焼かれたもので、質朴で力強い美を持つ李朝陶磁の真髄を体現した逸品です。堂々たる胴張りのフォルム――素朴ながら、どこか静謐な存在感を感じます。手に取ると、重量感とともに歴史の厚みさえ伝わっ […]
大正期眠り猫置物

2025.10.4

この作品を前にすると、思わずこちらも穏やかな気持ちになりますね。ふっくらとした体を丸め、静かに眠る猫の姿。大正期特有の柔らかな造形と素朴な彩色が相まって、まるで時が止まったかのような安らぎが漂っています。 白磁のようなマ […]
大正期招き三毛猫置物

2025.10.4

この三毛の招き猫、なんとも愛嬌がありますね。素朴ながらもどこか穏やかな表情、そして右手をゆったりと上げたその姿 ― 古き良き日本の商家や料亭の店先を思い起こさせます。大正期らしい彩色と柔らかな造形に、時代の温かみがしっか […]

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